今回の本は、私1人で掛けられたものでは決してありません。ご長女さんの啓子さんをはじめ、ご家族の皆さんにインタビュー、そして資料提供など、お力添えいただきました。権上かおるさんが30年かにわたって、二人三脚でずっと一緒に活動されてきて、その中で聞き取ってこられたことを、私は伺ったことがないけど、権上さんが聞いたことあるよっていうエピソードですとか、残してくださってた資料っていうものをもとに、書き手としてまとめさせていただきました。
私増田先生と出会ったのは5年前、黒い雨の取材で初めてお伺い私は今30歳なので、70歳差の増田先生は、これまでのお話にも出ていますように、こだわりの人で、こちらが若いからといって絶対に手を抜かないし、やはり本気です。電話でおしかりを受けたこともあります。
あとがきにも書きましたけれども、赤旗の日曜版のインタビュー連載の校正をお願いしたら、もう赤線、赤い字でいっぱいきて。中に入っていただいた権上さんも大変だったと思うのです。この本の唯一残念なところというか、心残りなのは、ご本人にすべてお目通しいただけなかったってことです。本当に残念に思っています。
本当は増田さんが著者という形で出したかったのですけれども、やはりご本人お目通しいただけてないということで、責任を持つということで、著者名を私にさせてもらったという経緯がございます。
私は本当に増田善信さん魅力的だった人物はもちろんのこと、私は増田家のファンになってしまいました。ご家族、本当に仲良しで、毎年、家族旅行に行かれたりですとか、お孫さん含めて、ひいおじいちゃんみんなで支えてきて、仲良過ごしてこられたっていうのが、とても羨ましく、素晴らしいご家族だなと。今日も皆さんに1人1人にご家族からのギフトを渡してくださってますけれども、その心配りですとか、本当に心から増田さんにも憧れますけど、私は増田さんご一家にも本当に憧れる気持ちでいっぱいです。まあ、そういった意味でこの本は、増田さんという個人の人生を書いた本ではありますけれども、本当に私たち1人1人がですね、科学者でなくても、彼の姿勢から学んでいくことができる。そして、その先に良い社会をつくられる。作ることができるという、そんな確信を、抱けるような内容かなと自負しております。 原発、反核、いろんな分野で活動されている人にも手に取っていただきたい1冊だと思います私も著者として頑張っていきたいと思いますので、引き続きのご指導、よろしくお願い致します。本日は、誠にありがとうございました。そして、増田先生もありがとうございました。最後になっちゃった、怒れちゃう。ありがとうございます。
