核問題、原発など

<核の冬問題>

1954年3月から5月にかげて,数回にわたって,ピキニ環礁で原水爆実験が行われた.その直後の6月から8月にかげて,世界的に気候の推移に異常が現われた.

イギリスの気象台長サー・G・サットン氏は、NatureVo1.175(1955)紙上に「水爆の爆発と天気」という論文を発表して,「現在の気象学の基礎からだけで,水爆と天気の因果関係を決めることは極めて因難である」と結論した。

気象研究所予報研究室室員も水爆と気候に関する共同研究を行い,1954年夏季の世界的な異常気候は,その原因の全部ではないにしても,水爆の爆発によって生じたものであることを推定した.これらを元にサットン論文への具体的批判を展開する。

(サットンの他、米国の**という博士からも増田論文への反論が著名科学誌に掲載された。極東の一研究誌である「気象」に掲載されただけの論文に当時の原水爆推進国で大きな影響力を持つ科学者が反論を掲載したことは、いまから見れば増田論文が正鵠を得ていたことの反証といえるだろう)。

新聞などメディア

西暦和暦核の冬問題
1954年昭和29年天気 1巻 4号
今夏の異常気候と水爆の影響 増田善信 藤田敏夫
1955年昭和30年天気 2巻 6号
火山爆発および水爆実験と気候異変 気象研究所 予報研究室員*
1955年昭和30年天気 2巻 6号
熱核反応爆発と天気 サー・G・サットソ氏批判 増田善信

<原発事故>

311福島原発事故直後から、放射性物質に対応する生活の発信を増田善信・権上かおるにて続けた。子育て世代へ情報発信をおもな目的とした。

新聞などメディア

西暦和暦原発事故
2011年平成23年放射線とつきあって、生きていくために
6/11 日本科学者会議
https://jsa.gr.jp/scientistseyes/radiationexposure.html#k59a2840
2011年平成23年日本の科学者 Vol.46 No.12 日本科学者会議 編
「原発ゼロ」は今すぐでも可能
2015年平成27年日本の科学者 Vol.50 No.10 日本科学者会議 編
福島原発事故による放射性ヨウ素の拡散と小児甲状腺がんとの関連性,およびその危険性

<原爆>

2016年5月23日の『 ニ ューヨーク・タイムズ』に掲載されたウイリアムJ.ブロード氏の 「広島のキノコ雲は本当か?」 という記事を基にした日本の各新聞紙上で展開された“キノコ雲”隠し記事を批判する。

新聞などメディア

西暦和暦原爆
2016年平成28年広島のキノコ雲は火災の煙だったのか? : 『ニューヨーク・タイムズ』の論評に反論する
日本の科学者 日本科学者会議 編 51 (12), 668-672, 2016-12
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsci/51/12/51_44/_pdf/-char/ja